日本の団子銘菓5選 - 旅する銘菓
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日本の団子銘菓5選

銘菓紹介

団子といえば、誰もが知っている和菓子で誰もが一度は食べたことがあるでしょう。

団子の歴史を遡ると諸説あるようですが、「団子」は、奈良時代に遣唐使が持ち帰った8種類の唐菓子(からくだもの)のうちの一つである団喜(だんき)から転じた言葉だとされています。

そして、次第に日本文化に吸収されるようになり、平安時代には主に、米や小麦を主原料にして、神に備える神饌として、特に宮廷や神社で団子は用いられていました。

今日では、日本では一般的に食べられる庶民的なお菓子となりました。各地域の銘菓を見ると、全国的に団子の名家が存在していおり、団子が地域問わずに親しまれているのがわかります。

この記事では、銘菓としてお土産や贈り物に選ばれる銘菓を地域別に5選紹介します。お気に入りを見つけてみてください。

ごま摺り団子 | 岩手県

お団子からとろっとろな胡麻のすり蜜で、モチモチと歯ごたえのある団子が特徴の岩手県の銘菓「ごま摺り団子」一口食べると胡麻の香ばしい風味がお口いっぱいに広がります。創業120年菓匠 松栄堂の銘菓です。菓子博などの賞も受賞しています。

取扱店舗

岩手県内以外にも、東京都内では、いわて銀河プラザ 、西武百貨店池袋本店(諸国銘菓) 、三越日本橋店(菓遊庵) 、三越銀座店(菓遊庵) 、玉川高島屋で購入することができます。新潟県、神奈川、大阪、広島、福岡でも店舗で購入できます。

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また、楽天でも取り扱っているお店があります。

羽二重団子(はぶたえだんご)|東京

東京都を代表するお団子といえば、日暮里に店舗を構え、夏目漱石や、正岡子規といった文豪に愛されたこし餡と醤油の古風な団子「羽二重団子」。創業1819年から変わらない味を提供しています。吟味された素材を使用し、手間を惜しまない作り方は、創業以来から今に伝わっています。形が一般的な丸ではなく、平たいののは庶民が口にするには畏れ多いから形を変えようという所以。また、団子といえば甘いみたらし団子が一般的ですが、「羽二重団子」は生醤油をつけるのが特徴。醤油が持っている旨味、米が持っている本来の甘みを堪能できます。

また、日持ちのしない、「羽二重団子」を遠方の人にも楽しんでもらうため、急速冷凍技術を導入し、オンラインでも購入できるようになりました。不易流行を取り入れ、伝統を踏まえつつ、新しいものを取り入れる精神が詰まったお団子が「羽二重団子」です。

本店には喫茶もあるため、休憩ついでに立ち寄ってみてください。

羽二重団子 本店 (日暮里/和菓子)
★★★☆☆3.66 ■予算(夜):~¥999

いきなり団子|熊本県

「いきなり団子」は、輪切りにしたさつまいもを小麦粉の生地で包んで蒸した素朴な、熊本県民のソウルフード。

県内一のさつまいも(からいも)生産地・大津をはじめ、阿蘇山麓周辺地域では、火山灰の影響でさつまいもの栽培が盛んなため、農家では、さつまいもを収穫する秋の農作業の間に食べるおやつとしてよくつくられていたようす。

「いきなり団子」の「いきなり」というのは、熊本弁で「簡単・手早く・すぐに」などという意味で、短時間で簡単につくることができるほか、急な来客の際でもすぐに出せるというのが名前の由来といわれています。

取扱店舗

熊本県内にある本店の他、公式オンラインショップ、楽天の店舗でも購入できます。

笹団子|新潟

ヨモギ団子を笹の葉でくるんだ、新潟銘菓「笹団子」。控えめな甘さの中に、笹の葉の爽やかな香りを楽しむことができる新潟の定番の土産品でもあります。

笹には殺菌効果があり、北越風土記によれば戦国時代に携行保存食として生まれたとされています。新潟では元々各家庭の味として伝えられていたもので、端午の節句(5月5日)に無病息災を祈って食されてきたと云われています。

むかし吉備団子|岡山

「むかし吉備団子」は、特別栽培のもち米などを使用した材料調達から製造方法、パッケージまで、すべてにこだわった最高級の「きびだんご」として、お土産のみならず全国にファンの多い岡山の銘菓です。

岡山といえば『桃太郎伝説』発祥の地。日本人なら誰しも知っている『桃太郎話』に登場する「きびだんご」は、古くから黍の産地であった岡山の風土が生んだ自然の恵みと考えられています。「むかし吉備団子」に使用するもち米は、モチ米の産地で有名な岡山市高松地区で採れたもち米を使用しています。

取扱店舗

同銘菓を製造販売する老舗メーカー廣榮堂は、岡山県内に7店舗展開しています。オンラインショップでも購入することができます。

賞味期限は製造から7日です。

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