ごま摺り団子 - 旅する銘菓
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ごま摺り団子

ごま摺り団子

モチモチと歯ごたえのあるお団子からとろっとろな胡麻のすり蜜。
一口食べると胡麻の香ばしい風味がお口いっぱいに広がります。

いくら考えても名案が浮かばなかったとき、何気ない雑談の中からとびだした名前が「ごま摺り団子」。すり胡麻で蜜を作って入れた団子ですので、まさに文字通りのネーミングですが、高度成長期でどこもかしこも「ごますり」が流行っていた当時ならではの発想だっとそうだ。創業時は「あめ玉」や「味噌パン」などが中心の駄菓子屋に近いお店でした。それが、大助の婿入りをきっかけに「さくら餅」や「上生製品」も売るようになり、段々と和菓子屋らしくなっていきました。

松栄堂

住所: 岩手県一関市地主町3-36|HP

始まりは、小さな駄菓子屋でした。明治三十六年、松栄堂は菓子屋として、百年以上も昔に岩手県南の街「一関市・地主町」に生まれました。開業の地一関では、正月以外に節分や彼岸など季節の行事にも餅をついて食べる習わしがあります。更に結婚式や葬式など改まった席では「もち本膳」を振る舞う習慣があり、多い時では年間六十日以上も餅を食べる機会があります。こういった、地域の生活に根差した餅文化は松栄堂の菓子づくりにも大きく影響し、田むらの梅やずんだもち、くるみゆべしなど、多くの餅菓子を生み出すきっかけとなりました。
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