東北の銘菓とは?
東北は、伝統的なお菓子屋も多く、店舗で購入するしか手に入らない、入手困難な老舗メーカーも多い。また、チーズを使った饅頭系、和と洋を上手に組み合わせて現代に親しまれる銘菓まで幅広い。東北饅頭銘菓を食べ尽くす旅をしてみても面白そうだ。
この記事では、東北銘菓を駅前に売ってる定番土産銘菓、ユニークな唯一無二銘菓、饅頭系銘菓、伝統の銘菓に分けてご紹介。
伝統銘菓
白露ふうき豆
入手が難しいレアな伝統銘菓。Faxでのみ注文を承っている。あまりネットでも出回っていな銘菓。
青えんどう豆を砂糖で炊いた、至ってシンプルな銘菓なのだが、素材の旨みが最大限につまった、まさにシンプルを極めた銘菓。豆ってこんな美味しくなるんだと実感させられる。
竹流し 青森
入手困難!ネットで購入できないので店舗で行くしか食べれない、伝統銘菓。
「竹流し」とは、240年もの歴史を持つ青森の老舗お菓子メーカの煎餅で、原材料は小麦粉、砂糖蜜、蕎麦粉のみ。全て職人の手で手作り。どこか懐かしの味わいに、パリッパリとした食感が特徴。厚さ2mmという薄さで、職人さんがすべて手作業で薄く伸ばし、焼き上げている。煎餅で日持ちしそうなので、手土産にぴったりだと思うが、ネット注文はなく、店舗のみ。実店舗でも早く行かないと売り切れてしまうそうだ。青森に行った際には是非買って見てください。
乃し梅 山形
乃し梅とは、梅をすり潰し、寒天に練りこんだものを薄くのして乾燥し竹皮で挟んだ山形県村山地方などの銘菓。もとは1600年代の山形藩主「最上義光公」の御殿医として招かれた「小林玄端」が長崎での遊学の際に会得してきたといわれる気付け薬だった。
使用している梅は100%山形産の完熟梅。節田梅を中心に白加賀など、酸味と香りのしっかりした梅を使用している。酸っぱさが魅力の珍しい銘菓。
家伝ゆべし 福島
ゆべしとは柚子の実を使った菓子を一般的に言うが、全国各地でその形状・味・製法はそれぞれ異なり、その土地独自に進化した様々なゆべしが存在している。
東北地方で「ゆべし」というと、柚子は使用せず、胡桃(くるみ)を入れた四角い餅菓子が一般的。
薄く伸ばしたゆべし生地の中央にあんを置き、三方をつまんで包み込み、蒸しあげたお菓子がゆべしだ。
ゆべしの生地は、ほのかな醤油の香がし、もちっと、それでいて、やんわりと噛み切れがある。
「家伝ゆべし」は福島の老舗メーカーのゆべしで、お土産の定番。
饅頭系
以下は、〇〇饅頭の東北銘菓。実は、〇〇饅頭といった銘菓が多いのが東北。食べ比べていたら面白そう。
鶴子まんじゅう 青森
かりんとう饅頭
あわ饅頭
チーズ饅頭
唯一無二
九重(ここのえ) 宮城仙台
定番東北手土産
以下は、東北の定番手土産。小分けになっていて、日持ちもするものが多いので、ばらまき土産としても最適。
かもめの玉子 岩手
萩の月
萩の月は、萩の咲き乱れる宮城野の空にぽっかり浮かぶ名月をかたどった銘菓。まろやかでやさしい風味のオリジナルカスタードクリームをたっぷり使い、ふんわりとしたカステラで包み込んでいます。
コメント