意外なことに、ガトーフェスタ ハラダ(GATEAU FESTA HARADA)は、明治34年(1901年)の創業時は和菓子屋だったという。ラスクが大ヒット製品となった、実は和菓子屋としてスタート。1946年に製パンに着手し、そのノウハウを生かして洋菓子の販売も開始。和菓子も洋菓子も扱う地元に愛されるお菓子屋さんとなった。しかし和菓子は暑さに弱く、日持ちしないため、夏場の販売が伸びず、以前から製造していたラスクに着目。「こだわってラスクを作ればパイよりもおいしくなる」という秘めた思いから試行錯誤を重ね、「グーテ・デ・ロワ」を発売。今では、百貨店の行列ができるラスクとして、全国に名前が知られるようになった。